つきのわのお散歩

木工、染織の工房「つきのわ」と柴犬「小豆」の日常

無事、帰国しました。

https://www.instagram.com/p/BuJEhTllda4/

 

無事、ギニアから日本へ帰国しました。水道から水は出ないし、電気もいつもあるわけじゃない。40℃近い熱出した日もあったし、海を眺めて泣いた日もありました。でも、やっぱり僕らにとってギニアは特別。今日も生きてる喜びをひしひし感じながら、アフリカ大陸の小さな国とその国の人達にありがとうと大きな声で叫びたい。#ドーハ空港#we#love#guinea#inuwali#wonuwali#wontanara

 

最高の冬休みをいただき、機舎店主とともに、日本に帰国です。

お取引先の皆様、お客様にも大変ご迷惑お掛けしました。

 

instagramのキャプションにもある通り、泣いたことも一度じゃありません。それも嬉しくて、感動してとかではなく、寂しくて、悲しくてという感情をどうすることもできなくなったためです。

日本に残してきた小豆は元気にしているだろうか。

言葉が通じないが故のストレスであったり、単に体調の悪さのためであったり。

 

それでもやっぱり帰ってきてみると、モノよりお金より大切な事を経験できた、そんな一ヶ月だったと心から思います。

 

6年前同じくギニア渡航した際、滞在先で一緒に暮らしていた日本人の方から頂いた一冊の本を今回カバンに忍ばせて再びギニアへと旅に出ました。

沢木耕太郎さんの『旅する力』。

読み返した中でとても印象に残った『無力さの感覚』という一節。

気候も文化も言葉も全く違う環境での生活。

その中で常に感じていたのはまさしく自分の無力さでした。

もっと言葉が話すことができたら、もっとこの国の文化を理解できていたら、言葉が通じなくとも、もっと自分の思う事を必死で相手に伝えようと努力していたら…

思う事は尽きません。

でもきっとそれは『旅』に限った事ではなく、この先の人生においてとても大切な事だという事に気がつきました。

無力だと自分自身わかったからこそ、これから先に出会う様々な事と向き合いもがきながら生きていく。そう決心できた旅であったと思います。

 

特別普段とちがう場所へ行かなくても、人生は『旅』だ。

思いがけないハプニングも旅の途中だからこそ。

時が過ぎて振り返ってみれば酒のつまみの笑い話になるのでは。

 

ギニア共和国とそこに住む全ての人へ、そして一緒に寄り添ってくれた機舎店主へ。

今一度、深く感謝します。

 

inuwali!wonuwali!そしてwontanara!

お休みのお知らせ

https://www.instagram.com/p/BsvBtOVFlNg/

成田空港、第2ターミナルより。本日の最終便にて、西アフリカギニア共和国へ出発します。髪の毛もかり落とし、新たな気持ちで、とりあえず楽しんできます。#成田空港#カタール航空#ドーハ#カサブランカ#経由して#ギニア#小豆はお留守番

 

遅くなりましたが、今年も木工舎つきのわをよろしくお願いいたします。

2019年、はじまって早々ではありますが本日1月17日から2月20日まで西アフリカ、ギニア共和国渡航する為お休みをいただきます。

日頃から私達夫婦で活動しているギニアの音楽、ドラム、ダンスの勉強の為、と称しまして実際半分は観光目的ではありますが…

前回渡航してから6年。きっと新たな出会いと経験が自分を成長させてくれると信じて。「恐れずに。しかし、気をつけて」

沢木耕太郎さんの言葉を胸に楽しんできます。

お問い合わせ、メール等にはすぐに返信出来ない場合がございますので何卒ご了承ください。

藍建て講習会

おはようございます、テルミーです。

今月18日から25日までの8日間、栃木県佐野市にある「紺邑」にて開催された「藍建て講習会」に参加してきました。

 

すくもと灰汁だけの伝統的な藍建て。

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すくもを作る藍師のところに行ったり。

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藍染めをしたり。

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正藍染」「本建正藍染」と言われる、すくもと灰汁で建てる「発酵」による藍建て。

そこには藍の役割があり、人の役割があり、私の役割も分かった気がします。

 

「積小為大」

小さなことからコツコツとがんばりたいと思います。