つきのわのお散歩

木工、染織の工房「つきのわ」と柴犬「小豆」の日常

無事、帰国しました。

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無事、ギニアから日本へ帰国しました。水道から水は出ないし、電気もいつもあるわけじゃない。40℃近い熱出した日もあったし、海を眺めて泣いた日もありました。でも、やっぱり僕らにとってギニアは特別。今日も生きてる喜びをひしひし感じながら、アフリカ大陸の小さな国とその国の人達にありがとうと大きな声で叫びたい。#ドーハ空港#we#love#guinea#inuwali#wonuwali#wontanara

 

最高の冬休みをいただき、機舎店主とともに、日本に帰国です。

お取引先の皆様、お客様にも大変ご迷惑お掛けしました。

 

instagramのキャプションにもある通り、泣いたことも一度じゃありません。それも嬉しくて、感動してとかではなく、寂しくて、悲しくてという感情をどうすることもできなくなったためです。

日本に残してきた小豆は元気にしているだろうか。

言葉が通じないが故のストレスであったり、単に体調の悪さのためであったり。

 

それでもやっぱり帰ってきてみると、モノよりお金より大切な事を経験できた、そんな一ヶ月だったと心から思います。

 

6年前同じくギニア渡航した際、滞在先で一緒に暮らしていた日本人の方から頂いた一冊の本を今回カバンに忍ばせて再びギニアへと旅に出ました。

沢木耕太郎さんの『旅する力』。

読み返した中でとても印象に残った『無力さの感覚』という一節。

気候も文化も言葉も全く違う環境での生活。

その中で常に感じていたのはまさしく自分の無力さでした。

もっと言葉が話すことができたら、もっとこの国の文化を理解できていたら、言葉が通じなくとも、もっと自分の思う事を必死で相手に伝えようと努力していたら…

思う事は尽きません。

でもきっとそれは『旅』に限った事ではなく、この先の人生においてとても大切な事だという事に気がつきました。

無力だと自分自身わかったからこそ、これから先に出会う様々な事と向き合いもがきながら生きていく。そう決心できた旅であったと思います。

 

特別普段とちがう場所へ行かなくても、人生は『旅』だ。

思いがけないハプニングも旅の途中だからこそ。

時が過ぎて振り返ってみれば酒のつまみの笑い話になるのでは。

 

ギニア共和国とそこに住む全ての人へ、そして一緒に寄り添ってくれた機舎店主へ。

今一度、深く感謝します。

 

inuwali!wonuwali!そしてwontanara!