つきのわのお散歩

木工、染織の工房「つきのわ」と柴犬「小豆」の日常

春と柴

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こんばんわ、ヒゲです。

小豆が我が家にやってきたのは去年の夏。

柴犬が飼いたい、柴犬が飼いたい、柴しばシバ…

シバシバ言ってばかりの相方テルミーが毎日毎日里親募集サイトとにらめっこした末、とある柴犬ブリーダーの里親募集を見つけたのがきっかけでした。

毛色は黒、5才、雌、これまでに3度子供を産んだそうですが難産体質だった事もあり一度は帝王切開でのお産。

次回出産する事になれば母体にも危険が及ぶ可能性があり、

これ以上お産をさせる事は出来ないがブリーダーという職業上飼育出来る頭数にも限界があるため里子に出すことに決めたそう。

後日待ちに待った初対面、即答で里親になるとこを決めその日のうちに家族の仲間入りとなりました。

 引き受けた時期が発情期と重なったせいもあって日中家に誰もいない時間が心配でたまらず定時で猛ダッシュで帰宅したり、

慣れない環境という事もあってかすごく食が細い事に心配したり。

はじめはよそよそしくて怯えっぱなしだった小豆も少しずつ、少しずつ僕たちの思いが通じて日々色んな表情を見せてくれるようになりました。

まだ半年しか一緒に過ごしていないのにもっともっと長い時間を一緒に過ごしているような濃密な時間。雨だろうが雪だろうが僕らを早朝から外に引っ張り出してくれるあの子のおかげで四季の移り変わりも全身で感じる事が出来るようになりました。

おやつ欲しさに目をキラキラさせている姿や、里芋をコロコロして一人(一匹)遊びしてる姿からは想像もつかないけどあの子はもう立派な母親であることを思いだし、今日も小豆を尊敬してしまうのです。